お金とは・・・
生きていく上で、とっても大事な役割をしています。
お金と上手に長く付き合っていければ、しあわせな時間が過ごせます。
お金と上手に長く付き合っていくヒントが書かれた本と出会いました!
その本は、『サイコロジー・オブ・マネー』です。
著 者:モーガン・ハウセル
訳 者:児島 修
発行所:ダイヤモンド社
発 行:2021年12月7日
『サイコロジー・オブ・マネー』には根本的な主張が記されています。
本書の根本的な主張は、「お金とうまくつき合うには、頭の良さより、行動が大切だ」(後略)
出典:『サイコロジー・オブ・マネー』4頁
『サイコロジー・オブ・マネー』を読んで印象に残った2つの項目を紹介します。
- お金を莫大に増やした2人の男性
- 「ウェルネス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」
お金を莫大に増やした2人の男
リチャード・フスコーン
リチャード・フスコーンの経歴は優秀です。
その上、大手金融機関でトップまで上り詰めています。
ハーバード大学を卒業し、MBAを取得。 (中略)
大手金融機関メリルリンチのエクゼクティブに上り詰めた。
金融業界で大成功 (後略)。出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』6頁
大成功を収めた後、豪邸を建て、その後、更に増築しています。
(前略) 建坪500坪の屋敷を大規模に増築した。
バスルーム11室、
エレベーター2基、
プールが2面、
ガレージが7棟ある、
月9万ドル以上も維持費がかかる豪邸になった。出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』7頁
建坪500坪とは?
1坪 = 3.3㎡
500坪 × 3.3㎡ = 1,650㎡
500坪の計算はできても、イメージがつかないので、YAHOO!JAPAN知恵袋で調べてみました。
(前略) この広さは、一般的な公立高校の体育館2個分くらいですね。
出典元:YAHOO!JAPAN知恵袋
体育館2個分は大きいですね!
スゴすぎる!!(>_<)
また、月に「9万ドル以上の維持費がかかる」という9万ドルとは、日本円でいくらでしょうか?
2022年11月11日の現在のレートが140円位です。
9万ドル × 140円 = 1,260万円
年間で計算すると・・・
1,260万円 × 12ヶ月 = 1億5120万円
おったまげ~~です!!
これは、庶民のクローバーからすると、ビックリ仰天の金額です。(>_<)
しかし
2008年の世界金融危機によって、リチャード・フスコーンの運命は変わってしまいます。
フスコーンが被った被害は、とりわけ大きかった。
現金に換えにくい流動性の低い資産を保有していたことが災いして、多額の負債を抱えて破産に追い込まれた。出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』7頁
ロナルド・ジェームズ・リード
ロナルド・ジェームズ・リードは、貧しい家で生まれ、一般的な仕事をして普通の生活をしています。
家が貧しく交通費がなかったため、学校には毎日ヒッチハイクをして通っていたという。 (中略) リードはガソリンスタンドで接客と自動車整備の仕事を25年間努め、その後は百貨店のJCペニーで清掃員として17年間パートタイムで働いた。
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』5頁
ロナルド・ジェームズ・リードは、2014年、92歳で亡くなっています。
ビックリするコトに、死亡時、多額な資産を持っていました。
2014年時点の内容です。
(前略) 死亡時に800万ドル以上の純資産を持っていたのは4000人にも満たない。リードは、そのうちの1人だった。
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』5頁
また、計算してみます。
1ドル = 140円
140円 × 800万ドル = 11億2000万円
なっ、なんと!?
11億円もの資産を持っていました!
ビックリです!!(>_<)
仕事は
- 自動車整備の仕事
- パートの清掃員
です。
一体、なぜ?
- 節約して
- 優良株に投資
によって資産を築き上げてます。
宝くじが当たったわけでも、遺産があったわけでもない。
彼は、若い頃から節約して金を貯め、それを優良株に投資していただけだった。
数十年が経過し、小さな投資額は複利効果で800万ドル以上に膨れあがっていた。
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』6頁
ロナルド・ジェームズ・リードについて、下記のウィキペディアを読むと、詳細が知れますよ!
最初、英語で表示されますが、「日本語」のボタンを押すと日本語で読めます。
2人から学んだコト
単純に、リチャード・フスコーンが悪くて、ロナルド・ジェームズ・リードが良いという訳ではないです。
リチャード・フスコーンのように、大金を作り上げた上で、大金が毎月、毎年、定期的に入り続ける仕組みになっていれば問題ないと思います。
もし、クローバーを含め、毎月の稼ぎは少なくても希望が持てる事例がロナルド・ジェームズ・リードです。
なかなか、株を始めるのには抵抗があります。
購入した株が下がってしまう危険性があるからです。
それでも、資産を築きたいという方にとっては、優良株を購入するのもあり!だなっと思いました。
11億円以上の資産を築いたロナルド・ジェームズ・リードのように成功事例があるからです!
「ウェルネス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」とは?
『サイコロジー・オブ・マネー』では、「ウエルネス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」について説明されています。
「ウェルネス(富)」とは・・・
裕福になるための唯一の方法は、借金をしないことはもちろん、資産を容易に取り崩さないことだ。 (中略)
富(ウェルス)は目に見えない。それは、使われない収入のことだ。
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』147頁
「リッチネス(物質的豊かさ)」とは・・・
リッチとは、現在の収入が多く、それを使って贅沢な買い物をしていることだ。
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』147頁
モノを買うタメには、お金が必要です。
欲しいモノが多すぎると、その分だけ多くのお金が必要になってきます。
モノかお金か?
その人の価値観によって決まると思います。
どうしても欲しいモノがあれば買うコトで、しあわせになります。
私たちに求められているのは、選択する基準です。
何を選んで
何を選択しない(あきらる)か。
選択しない(あきらる)にもメリットがあります。
選択しない(あきらめる)コトによって、お金が残ります。
お金の残高が増えれば、それは、それで、しあわせです!
やはり、何か急に必要になった時のタメにある程度のお金は取っておきたいです。
何かあってもお金があれば、安心です。
心も平和に保てます!
- 本当に欲しいモノが周りにあって
- お金があって
- 心穏やかで毎日を過ごせるコト
がしあわせですよね!(*^▽^*)
最後に
今回は、『サイコロジー・オブ・マネー』から
- お金を莫大に増やした2人の男性
- 「ウェルネス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」
を紹介しました。
『サイコロジー・オブ・マネー』の根本的な主張をもう一度、引用します。
本書の根本的な主張は、「お金とうまくつき合うには、頭の良さより、行動が大切だ」(後略)
出典元:『サイコロジー・オブ・マネー』4頁
お金と上手に付き合うには、行動が大事です。
『サイコロジー・オブ・マネー』には
- 裕福になること、裕福であり続ける方法
- 株式を買うなら、どの方法が最適か
- 告白という章での、著者モーガン・ハウセルさん自身が行っている資産の築いた方法
等が紹介されています。
もし、興味を持たれた方は、一度、手に取って頂き、読んで頂けると、絶対に人生の役に立ちますよ~!(*^▽^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
感謝です♪
あなたに良い人生を!(●^o^●)
しあわせ!
しあわせ!!
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